早朝、夕方、夜のひと味違った「特別な時間」の岐阜市は、
想像もつかない美しさをみせてくれます。
ほかの人とは違う、あなただけの時間を見つけてみては。
日の出前30分~ / 日没前30分~
岐阜市の中心を流れる、岐阜市を象徴する川。川沿いはその風景が楽しめるよう、1.3kmにわたって遊歩道(プロムナード)が整備されている。長良川プロムナードでゆったりと流れる時間を感じながら迎える朝や夕暮れは幸せなひと時と言える。
JR岐阜駅または名鉄岐阜駅から長良橋、鵜飼屋等方面バス乗車。長良川うかいミュージアム(有料駐車場あり)から徒歩5分
川幅が広く東西に走っているため、日の出狙い、夕景狙い、どちらにも適した珍しいスポットだ。川の流れが穏やかで風のない日は、岐阜市のシンボルである金華山や岐阜城、鵜飼で使う鵜舟が水面に「リフレクション」する光景も撮影できる。リフレクションはカメラをなるべく下に下げると撮りやすい。
川沿いの散歩やランニングを楽しむ方もいらっしゃいます。周囲に気をつけて撮影しましょう。
河川の氾濫等、自然災害の危険がある場合は絶対に近づかないでください。
5月11日~10月15日
18時00分頃~長良川プロムナードでの準備
19時45分~鵜飼漁
【観覧船出船時間】
18時15分~
18時45分~
19時15分~
鵜飼とは、鵜を巧みに操って川にいる魚を獲る漁法のことで、特に長良川鵜飼の歴史は古く、1,300年以上前から行われていたといわれる。毎年5/11~10/15の期間中、毎夜行われており、長良川プロムナードや鵜飼観覧船(要予約)からも撮影を楽しむことができる。
鵜飼観覧船の予約はこちら ⇒ HPを見る
鵜飼の流れこちら ⇒ 動画を見る
岐阜バス長良橋方面行きで15分、長良橋下車すぐ
長良川の右岸からや左岸からも、長良橋からやもちろん観覧船からと、様々な角度から撮影できるので自分だけの一枚を撮影して欲しい。しかし、暗闇の中で動く被写体ということで、撮影難易度は高いと言える。明るいレンズ(F値の小さいレンズ)を使用し、ISO感度を高めに設定して撮影するのがポイント。
シャッターチャンスは、鵜飼漁のシーンやフィナーレの鵜舟6艘がからむ「総がらみ」だけでなく、長良川プロムナードでの鵜舟の準備の様子など様々だ。
鵜飼を観覧される方の迷惑にならないよう、周囲に気をつけて撮影しましょう。
夜間の撮影となりますが鵜飼の妨げにならないよう、フラッシュの使用は控えましょう。
撮影した写真の商用利用は控えましょう。
通年
岐阜市にそびえる金華山(きんかざん)の頂上近くに築城された、岐阜市のシンボル。かつて斎藤道三や織田信長が居を構えたことでも知られている。日本でも有数の高さに位置し、下から見ればはるか高くに城を望むことができる。
令和4~5年に「月と岐阜城」をスマートフォンで撮影するツアーを試験的に開催。特殊な望遠鏡を使用することでスマートフォンでも美しい写真を撮影することができる。今後、このツアーの商品化を目指す。
岐阜城は金華山の山頂に建つ山城で、何キロも離れたところから撮影できるのがポイントだ。月の軌道を調べることのできるアプリなどを使用し、あらかじめ月が岐阜城と重なるポイントと時間を調べておく。城から遠く離れることで城を小さく撮影し、対象の月を大きく見せることができる。
撮影には超望遠レンズとブレに強い剛性の高い三脚がオススメ。また、ブレにはシビアな被写体のためシャッターは手押しではなくリモコンを使用する。
一般の方の迷惑にならないよう、交通マナーや安全に十分に気をつけて撮影しましょう。
日没前30分~
岐阜市にそびえる金華山(きんかざん)の頂上近くに築城された、岐阜市のシンボル。かつて斎藤道三や織田信長が居を構えたことでも知られている。日本でも有数の高さに位置し、上から見れば、眼下に岐阜の街を一望できる。期間限定で開催される「岐阜城パノラマ夜景」の開催期間中は、頂上へ向かうロープウェーで、岐阜城の天守閣から濃尾平野の夜景を楽しむことができる。入館料:大人200円、小人100円。
その他詳細はこちら ⇒ HPを見る
岐阜城パノラマ夜景プロモーションムービー ⇒ 動画を見る
JR岐阜駅または名鉄岐阜駅から長良橋方面バス乗車。「岐阜公園・歴史博物館前」下車し、徒歩3分の岐阜公園内の金華山ロープウェーに乗車。金華山ロープウェー山頂駅から徒歩8分。
天守閣展望スペースからは濃尾平野を一望でき、特に夕暮れ時の眺めは素晴らしい。画角に岐阜城の瓦と長良川を配すことで、岐阜城ならではの一枚となる。期間限定で開催される「岐阜城パノラマ夜景」での夜景や、冬場の雪景色など、季節毎に違った眺望を楽しめる。
一般の方の迷惑にならないよう、周囲に気をつけて撮影しましょう。また、城内での三脚の使用は禁止されています。
鵜飼オフシーズンの魅力創出を目的として岐阜公園周辺で行われる、岐阜和傘や岐阜提灯を美しく幻想的に彩る灯りイベント。2021年1月に初めて開催され、2025年は1月18日(土)~26日(日)に開催。
岐阜県岐阜市周辺は、和傘の国内生産の約7割を担う一大産地。
動画はこちら ⇒ 動画を見る
JR岐阜駅から長良橋方面行きバスにて約15分。バス停「岐阜公園歴史博物館前」下車。
基本的には夜間の撮影になり、三脚が使用できるポイントも限られているので、明るいレンズ(F値の小さいレンズ)を使用し、ISO感度を高く設定することで、十分手持ち撮影も可能である。和傘や提灯など、伝統工芸品そのものの美しさを感じることができ、和紙や竹の骨組みにフォーカスして撮影するのもよい。
19:30~20:40
岐阜市の花火大会は、令和元年までは、岐阜新聞社、中日新聞社が別々に主催し、年2回開催していた。令和5年に2つの花火大会が一本化して発展的にリニューアル。長良川河畔を舞台に、壮大なスターマインや仕掛け花火、さらには新作花火まで、闇夜がカラフルな色に染め上げられる。
ぎふ長良川花火大会公式HPはこちら ⇒ HPを見る
花火大会当日は、JR岐阜駅、名鉄岐阜駅からシャトルバスを利用等
花火の撮影には、三脚とレリーズリモコンの使用が必須となる。シャッタースピードをバルブに設定し、花火が上がっている様子を肉眼で確認しながらシャッターボタンを押す。
ぎふ長良川花火大会の花火はワイドに上がるのが特徴なので、広角レンズを使いながら構図を検討したい。
ぎふ長良川花火大会の有料ゾーンには三脚専用エリアが設けられているため、エリア内で撮影しましょう。有料エリア外での撮影は、一般の方の迷惑にならないよう、交通マナーや安全に十分に気をつけて撮影しましょう。
夜の時間帯
1926年から2005年までの長きにわたって、岐阜市民の足となり活躍していた路面電車である「丸窓電車」。現在は岐阜市の指定文化財として、JR岐阜駅北口の駅前広場に常設されている。夜にはかつての姿を彷彿とさせるライティングがされ、レトロな雰囲気が強調される姿も見られる。
JR岐阜駅北口の駅前広場に常設。
薄暮の時間帯から夜間にかけては、「丸窓電車」の窓から溢れる光や街明かりが相まった美しいナイトビューが狙えるスポットだ。駅周辺の風景と絡めて撮影するのもおもしろい。
一般の方の迷惑にならないよう、交通マナーや安全に十分に気をつけて撮影しましょう。
東京カメラ部10選
建築士の傍ら、写真の世界に魅せられて、「家族のいる風景」をテーマに撮影をはじめる。
写真を通じて、地元・岐阜の魅力を伝えていくのがライフワークで、岐阜市をはじめ各自治体とのタイアップ事業に注力している。また、「岐阜城に昇る月」の作品が反響を呼び、バラエティ番組や報道番組、WEBニュースなど各メディアへの出演実績多数。写真展や撮影ツアーのプロデュース、写真講座講師、トークイベント、フォトコンテスト審査実績など多数。一級建築士。
東京カメラ部10選
フォトグラファー / 文学研究者。National Geographic社主催の世界最大級のフォトコンテストであるNature Photographer of the Year “Aerials” 2位など、国内外の写真賞多数受賞。写真と文学という2つの領域を横断することで新しい表現領域を模索する。滋賀、京都を中心とした”Around The Lake”というテーマでの撮影がライフワーク。
東京カメラ部10選
岐阜県在住。工場夜景の撮影をきっかけに風景写真にのめり込む。その後『岐阜城と月』や『四日市工場夜景』でのテレビ出演や多数の自治体、企業への作品提供を行う。ドローンを使った撮影スタイルも近年得意としており、ドローンメーカーDJIのプロモーションなども担当。全国工場夜景フォトコンテスト最優秀賞をはじめ、コンテスト受賞歴多数。
岐阜県在住のフォトグラファー。
娘の写真をたくさん残すためにカメラをはじめたが、美しい地元の風景写真に魅せられ、地元の風景を中心とした様々な写真を撮るように。5年前から「月と岐阜城」の写真も撮り始め、インスタグラムに投稿した写真では17万を超えるいいねがついたものもある。現在、「月と岐阜城」の撮影ツアーに同行しレクチャーをしたり、岐阜市作成の公式ノベルティに写真が採用されるなどしている。
nikonjp公式広告掲載・いまいちばん美しい日本の絶景カレンダー2022.12月採用・東京カメラ部写真展日本100景2021など実績多数。美容コンサルタント。