岐阜市には、「和」の色彩が溢れています。
わたしたちが無意識に「日本」を感じる風景がそこにはあるのです。
あなたも、日本ならではの風流がある写真を撮ってみては。
「信長塀」と呼ばれる瓦が施された塀が特徴で、被写体としても面白い。塀に、初秋の彼岸花や晩秋のモミジを配した構図は和の美しさを感じることのできる一枚となりそうだ。山門の奥にモミジの額縁構図もオススメだ。
参拝をする、参拝をする方の邪魔にならないよう、周囲に気をつける等、神社仏閣のマナーを守って撮影しましょう。 植え込みや苔に踏み入らないよう、石畳の上で、周囲に気をつけて撮影しましょう。
紅葉:11月中下旬
弘仁7年(816年)に弘法大師が創建し、「三田洞(みたぼら)の弘法さま」として親しまれている。予約をすれば精進料理をいただくことも。近くには岐阜市最高峰の「百々ヶ峰」の登山道入り口がある。岐阜城が建つ金華山と対峙しており、また、濃尾平野が一望できる展望台からの撮影もオススメだ。
三田洞弘法(法華寺)についてはこちら ⇒ HPを見る
和傘協力:和傘CASA
JR岐阜駅、名鉄岐阜駅より岐阜バス「N80高富」行き乗車。「三田洞」下車 徒歩15分
四季を通じて楽しむことのできるスポットだが、特に秋の紅葉がオススメで境内に続く参道のモミジのトンネルは素晴らしい。風景として撮っても良いし人を配しても面白い。境内には、本堂に続く橋や階段、黄金に輝く像などがあり、様々なアプローチで撮影が楽しめそうだ。
参拝をする、参拝をする方の邪魔にならないよう、周囲に気をつける等、神社仏閣のマナーを守って撮影しましょう。
通年
園内には大きなメタセコイア、大規模なガーデニングが施された煉瓦造りの花壇、遊具広場など、大人から子供まで楽しめる、岐阜市民の憩いの場。
長良公園についてはこちら ⇒ HPを見る
和傘協力:和傘CASA
JR岐阜駅、名鉄岐阜駅から岐阜バス「N41おぶさ」行き乗車、「長良公園前」下車など
シェアサイクルがオススメ!
詳しくはこちら ⇒ HPを見る
最寄りシェアサイクルポート「長良公園」
ほのぼのとしたファミリーフォトなど、人物を配した撮影に向いているスポットだ。広大な敷地内には、遊具や芝生広場、大規模なガーデニングや大きなメタセコイアもある。岐阜市のシンボルである岐阜城を臨めるポイントもあるので、自分だけのオリジナル構図を見つけてほしい。
公園にきている方の迷惑にならないよう、周囲に気をつけて撮影しましょう。
11月上旬
「だるま観音」として知られるお寺。毎年1月中旬に行われる、積み上げられただるまに点火し供養する「だるま供養」や、境内の庭園や裏山に植えられた約1,200本のドウダンツツジなど、岐阜市でも有名なフォトスポット。
庭園の特別公開:4月中旬、11月上旬の9時-16時
特別公開拝観料:300円
大龍寺についてはこちら ⇒ HPを見る
JR岐阜駅(12番乗り場)または名鉄岐阜駅(4番乗り場)からN72~86(高富方面)バス乗車。「高富大竜寺前」下車 徒歩2分
期間限定で見ることができる庭園のドウダンツツジが色付く秋がオススメ。室内からの額縁構図は面白いが、水平・垂直を正確に撮影しなければならない。毎年1月に開催される、多数のだるまが炎に包まれる「だるま供養」はインパクト大の被写体だ。
参拝をする、参拝をする方の邪魔にならないよう、周囲に気をつける等、神社仏閣のマナーを守って撮影しましょう。
建物内は三脚禁止
12月〜2月ごろ。伊吹山に雪が積もっている時期
晴れていて空気が澄んでいる時
岐阜市の西側、岐阜県と滋賀県にまたがる、日本百名山のひとつ。冬の時期には雪が積もり、空気が澄んだ日には、その美しい稜線を岐阜市内からも望むことができる。東西に走る通りがあれば、伊吹山を望めるチャンスがある。
岐阜市文化センター南側の市道金宝町線。(作品1枚目&2枚目)
「みんなの森 ぎふメディアコスモス」から徒歩5分程度の、四ツ谷公園(岐阜市忠節町1丁目)からすぐ、長良川左岸(南側)の、金華橋-忠節橋間の河川敷。(作品3枚目)
伊吹山が冠雪する冬季で、天気が良く、空気の澄んだ日がオススメ。撮影時間は順光となる日の出後がよい。望遠レンズを使用することで伊吹山を大きくとらえることができ、手前に岐阜市の特徴的な街並みや橋を配すことで、ここでしか撮れない迫力のある一枚となる。忠節橋の鋼製アーチの背景に伊吹山を捉えることができるスポットについては、長良川左岸の河川敷を散策しながら、お気に入りの構図を探すのも楽しい。
一般の方の迷惑にならないよう、交通マナーや安全に十分に気をつけて撮影しましょう。
日の出後や日の入り前の太陽が比較的低い位置にある時間帯
岐阜公園は、岐阜城を頂く緑豊かな金華山と、1300年以上の歴史を有するぎふ長良川の鵜飼が行われる清流長良川など、岐阜市固有の豊かな歴史・文化・自然に抱かれた岐阜市を代表する総合公園。桜、新緑、紅葉、雪景色と、四季を通じて様々な表情の写真を楽しむことができる。
JR岐阜駅または名鉄岐阜駅から、長良橋方面バス乗車。「岐阜公園歴史博物館前」下車すぐ。
秋にはたくさんのモミジが公園内を彩る紅葉の名所として知られており、また初夏の「青モミジ」も人気のスポットだ。池に「リフレクション」する光景は特に写真映えするので狙いたい。水面の反射光をコントロールできるPLフィルターを使用するのもよい。日中の時間帯よりは、日の出後や日の入り前の、太陽が比較的低い位置にある時間帯の光で撮影するのがおすすめだ。
公園に来ている方の迷惑にならないよう、周囲に気をつけて撮影しましょう。
東京カメラ部10選
建築士の傍ら、写真の世界に魅せられて、「家族のいる風景」をテーマに撮影をはじめる。
写真を通じて、地元・岐阜の魅力を伝えていくのがライフワークで、岐阜市をはじめ各自治体とのタイアップ事業に注力している。また、「岐阜城に昇る月」の作品が反響を呼び、バラエティ番組や報道番組、WEBニュースなど各メディアへの出演実績多数。写真展や撮影ツアーのプロデュース、写真講座講師、トークイベント、フォトコンテスト審査実績など多数。一級建築士。
東京カメラ部10選
フォトグラファー / 文学研究者。National Geographic社主催の世界最大級のフォトコンテストであるNature Photographer of the Year “Aerials” 2位など、国内外の写真賞多数受賞。写真と文学という2つの領域を横断することで新しい表現領域を模索する。滋賀、京都を中心とした”Around The Lake”というテーマでの撮影がライフワーク。
東京カメラ部10選
宮城県生まれ。埼玉県在住。関東を拠点として活動。主に日常の中の幻想的なシーンを撮影している。また、風景を活かしたポートレートや多重露光を駆使したアート作品も手掛ける。東京カメラ部10選2017。Instagramフォロワー数約79,000人。